カテゴリー: 日中2か国語詩吟

『永平寺川偶成』(改作)杉本紀幸(日中バイリンガル詩吟 第41作)

 第19作の改作です。
 漢詩の会で添削していただいたので、吟誦も訂正してみました。私たちが受けている恩沢が、道元禅師の師である如浄禅師を通して相承された正伝の仏法となりました。
 吟誦は、Vocaloid6のTakuです。

永平寺川偶成
如浄の法灯を濫觴と為し
永平の水庫仏縁蔵む
川辺の衆庶恩沢に浴し
滾滾たる清流の志比の郷

永平寺川偶成
如淨法燈爲濫觴
永平水庫佛緣藏
川邊衆庶浴恩澤
滾滾清流志比鄉

永平寺川偶成
如净法灯为滥觴
永平水库佛缘藏
川 边 众 庶 浴 恩 泽
滚 滚 清 流 志 比 乡

Yǒng píng sì chuān ǒu chéng
rú jìng fǎt dēng wéi làn shāng
yǒng píng shuǐkù fót yuán cáng
chuān biān zhòng shù yùk ēn zék
gǔn gǔn qīng liú zhì bǐ xiāng

《永平寺川偶成》(改作)杉本紀幸(中日雙語吟誦 第41作)

  這是第19部作品的改編。
  因為在漢詩會上修改了,所以也試著修改了吟誦。 我們接受的恩澤,成為了通過道元禪師的師如淨禪師相承的正傳佛法。
  吟誦是由Vocaloid6Taku演唱的。

『瓶中梅』(032番19歳作)橋本左内(日中バイリンガル詩吟 第40作)

 幕末の福井藩士橋本左内の詩を採り上げるのは2回目です。原文訓読等は、前川幸雄氏による『橋本左内の漢詩』の第1冊目サブタイトル『見果てぬ夢の世界』を参考にさせていただきました。訓読においては、「玉骨氷姿」を日本語で定着している「氷姿(肌)玉骨」で歌わさせていただきました。

 生涯全作品中で獄中にあった25歳26歳の作詩が8割近い中、この詩は19歳の作です。瓶中にあっても高潔な姿をくずさない梅の花に心を寄せています。橋本左内は、梅の花のように、短い生涯を高い志を抱いて駆け抜けたわけですが、その最期をまで覚悟していたのではないかと感じました。

 吟誦は、Vocaloid6Lucasに歌ってもらいました。

瓶中梅(032)    橋本左内 19歳作

氷姿玉骨 一朶の春
斜めに瓶里に簪すれば放香新たなり
愛す君の能く風霜の苦に耐ゆるを
況んや又坐して半点の塵無きを

瓶中梅
玉骨氷姿一朵春
斜篸瓶里放香新
愛君能耐風霜苦
況又坐無半点塵

ギョクコツヒョウシイチダシュン
シャサンヘイリホウコウシン
アイクンノウタイフウソウク
キョウイウザムハンテンジン

瓶中梅
玉骨冰姿一朵春
斜簪瓶里放香新
爱君能耐风霜苦
况又坐无半点尘

Píng zhōng méi
yùk gǔt bīng zī yìt duǒ chūn
xié zān píng lǐ fàng xiāng xīn
ài jūn néng nài fēng shuāng kǔ
kuàng yòu zuò wú bàn diǎn chén

《瓶中梅(032番19歳作)》橋本左内(中日雙語吟誦 第40作)

  這是第二次採用幕末福井藩士橋本左內的詩。 原文訓讀等參攷了前川幸雄的《橋本左內的漢詩》的第1册副標題《未實現的夢想世界》。 在訓讀中,“玉骨冰姿”是用日語固定下來的“冰姿(肌)玉骨”來演唱的。

  在一生的全部作品中,處於獄中的25歲26歲的作詩接近8成,這首詩是19歲的作品。 他把心寄託在即使在瓶子裏也不會破壞高潔姿態的梅花上。 他就像梅花一樣,抱著遠大的志向度過了短暫的一生,但我覺得他已經做好了臨終的覺悟。

  吟誦是由Vocaloid6Lucas演唱的。