カテゴリー: 福井みんなの歌

縁切橋

縁 切 橋
1988 ▲作詞・作曲 杉本紀幸 ▲編曲 荒木圭男 ▲歌 小田達也

祭りばやしの灯影姿に あなたを見つけてしまいました
3年ぶりの故郷の町は 変わっていないと思ってたのに

子どもを抱いたあなたの姿 そばに寄り添う人がいる

武者人形の曳き山車を    追ったふたりが潮風に散る
せめて今夜はあなたのことを お山王さんに祈ってきます

幸せ映す水中花火に 肩寄せ合ったふたりでした
薄紫した砂丘の花に はかない愛を感じてました

東尋坊まで歩いた道を 寂しく辿ってみるけれど

漁り火見える雄島の沖に 烏賊釣る舟に涙がにじむ
縁切橋をひとり渡って  あなたにさよなら言ってみせます

「縁切橋」を熱唱する小田達也

おれたち福井人

’87福井・みんなの歌 優秀曲受賞
おれたち福井人
1987 ▲作詞・作曲 杉本紀幸 ▲編曲 荒木圭男 ▲歌 デューク・エイセス

汽車で相席のばあちゃんに お故郷の自慢をさんざん聞かされ
当然ながらお次はおいら  ねほりはほりと聞かれてしまった

雪がたくさん降って困るでしょ 2階から出入りをしてるのでしょう
東北地方は寒いでしょうね どこかでなにか変になってきた

わかっちゃもらえぬ だからこそ 想いはつのるばかりだよ
おれたちみんな福井人

東京で乗ったタクシーの運転手に おいらの故郷はどこかと尋ねた
福井弁丸出しでふっかけたのに  わからないからヒントをやったよ

芦原温泉 東尋坊 永平寺でも わかりやしない
最後の切り札 五木ひろしだ それでもわかっちゃもらえない

寂しい想いのはずなのに 何故かおいらは胸をはってた
おれたちみんな福井人

なんとか蕎麦とか なんとか味噌とか  あちこち騒いじゃいるけれど
グルメのおいらにゃ おいしいものなし おいらの故郷は最高さ

魚がおいしい ご飯もうまい だから当たり前 人に味がある
海がきれいだ 山も美しい おまけに美人ぞろいときた

こんな福井が大好きさ おれたちみんな福井人
おれたちみんな福井人