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白川郷のライトアップ

 JA9XDDこと近藤さんから、白川郷ライトアップ写真の苦労話を聞いてきた。
 私は一度も行ったことがないので、TVや雑誌などで見た程度の知識しかなかったのだが、考えてみれば、世界遺産。このライトアップ期間の観光客はすごい数みたいだ。下のリンクの観光協会のHPにライトアップ許可バス車両がすべて記載されている。昨年の9/1〜9/10に申請をし、抽選の結果選ばれた車両60台と、指定バス36台までしか行けないのだ。

 撮影も大変のようだ。近藤さんも、彼の『JA9XDD写真館』で見ていただければわかるが、2/2、2/7と連続して訪ねて、下見を済ませた上での撮影なのだ。有名ポイントには、三脚が鎖と鍵で固定され、既に場所取りまでなされてしまっているそうだ。
 また、写真からは全くわからないが、この夜は、生憎のものすごい吹雪だったのだ。私などが撮ったら雪をとってくるところだが、一切写っていない。その辺のテクニックもうかがってきたのだが、写真ド素人の私にはよくわからなかった。

白川郷観光協会

スケールの違う卒業写真

ここからJA9XDD(近藤)さんの写真をご覧ください!

 昨日、近藤さんにお会いする機会があったので、最近投稿のあった白山の写真についてお話を伺うことができた。かなり近いところで撮ったと見られる白山の山肌だったので、撮影地点について聞きたいと思っていたのだ。

 場所は、白峰村の国道158から少し入った地点ということであった。撮影の日も、何人かの白山撮影マニアが集まっていたというところだから、その道の人たちには有名なポイントなのだろう。

 それでも、この冬場での撮影だ。晴れ間が出るまで待ち続けられなかった人もいたらしい。そうした中、近藤さんはこの写真をゲットしたわけだ。

 さらに、地元、白峰小学校の生徒さんたちが卒業記念の写真を撮りに来ていたのだそうだ。この雄大さをバックに卒業記念が撮れるなんていうのも、羨ましい限りだ。

 ちなみに、近藤さん、彼らの写真も何枚も撮り、カメラ目線でない子どもさんについては、合成作成までしてプリントし、小学校の卒業生担任宛で郵送されたとのことであった。卒業記念を撮っていたのは、どんな人で、近藤さんの写真を超えるものが撮れただろうか?

  最近運の悪いことに、写真屋さんでも、細やかな配慮を欠く人によく接する。Webで写真を撮るようになるまでは、シャッターの切り方など、気を遣ったこともなかった私だが、写真というのは、どのような目線で世の中を、あるいは人間を、物事を見ているかを、対外的に自分をさらし出しているようなものなのかもしれないと考えると、恐ろしくもなる。