福井人・白川靜博士
明治人の迫力を感じた。95歳にして矍鑠として、説得力のある講演であった。
30分を残して時間を気にされた意味は何だったのだろう?
それまでの博士の御専門ではない素材を使っての日本語表記が確立するまでの説明も、大変意義深いものであった。
スムーズに本日講演の趣旨である現在の文字教育の問題点の結論にある程度行きついてしまったからなのか? とも、当初は会場の楽しい笑いとともに感じたが、最終的に考えるとどうも違ったのではないかとも思い始めている。
残り30分を残してから、漢字の成り立ちをもとに、現代の文字教育の問題点を語り始めたわけで、ここからが博士の真骨頂だったわけだ。ペンをもって、まるで普通の文字を書くように、すらすらと甲骨文字を書き込んでいく姿にはまいった。もっと俺にこの説明をさせろ、という意味だったのかもしれない。講演会の要旨はこちらへ
管理者さま、貴重な情報ありがとうございます。 我が家の47Z8000も同じ症状に…