おれたち福井人 – ページ 26 – 福井人Nonky(和洋中麺類)のブログ  

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永平寺山門外拝観(コロナウイルス対策)と寂光苑散策

永平寺では、2020年4月1日から当分の間、一般参拝者の本山内拝観が停止されています。そうした一般参拝者のために、現在、通常できない山門で焼香させていただける外拝観が無料で許可されています。唐門は通れませんが、大晦日から元日にかけて開放されるルートに近いものです。柏樹關へのご宿泊者は朝課への参加が認められていますが、緊急事態宣言が出され、ほとんどの方がキャンセルされている状況で、休憩時間に外拝観から寂光苑を散策してきました。

 通用門から入り、吉祥閣には入れませんので、右に折れて傘松閣と祠堂殿の間を抜け、鐘楼堂の横を通って、山門前に出ます。山門で焼香し、浴室、経蔵前を通り、円通門から出ます。その後、寂光苑を散策しました。

 収束までは長いと思われますが、少しでも早く平常に戻ることを祈るばかりです。

 祈祷疫情早日结束!

2019to2020 永平寺の除夜の鐘

 運良く、大晦日に遅番11時までとなり、仕事明けに、お客様や同僚と、永平寺を参拝しながら、年を越すことができました。参拝の様子を記録した写真と動画をまとめて動画仕立てにしてみました。
 門前のお店もたくさん営業する中、永平寺町観光物産協会の精進あられの無料配布や永平寺の御朱印やお守り販売のテントも立つ中、たくさんの参拝者が列をなしました。柏樹關はもとより、ホテルフジタなど福井市内のホテルもこのために、半年以上前から満室になっていたこともあり、県内外からの観光バスや車輌で、大変な賑わいでした。
 この日は、特別に、勅使や新しい禅師様が上山される際にしか通れない唐門が、一般開放され、山門で、焼香させていただけました。山門も、出入りできるのは、貫首様と上山・下山する修行僧だけなので、山門上の後円融天皇による「日本曹洞第一道場」の勅額も初めて拝ませていただきました。柏樹關のお客様は、さらに特別ルートで、焼香後にも祠堂殿側から鐘楼堂に近づき、ここで、新年を迎えることができました。参拝後は、希望される方は、寂光苑で、鐘つきなどをされていました。
 開業からの数ヶ月とはいえ、一緒に仕事してきたことを祝福し合い、新しい年への英気を養いました。