中国語 – ページ 2 – おれたち福井人  

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中国語吟誦と日本語訓読誦で歌う『静夜思』

タイトルの言い方を少し変えてみましたが、シリーズ4作目は、日本の中学校の教科書にも採り上げられている李白の『静夜思』です。
 旋律は、たくさんありますが、ここ十数年程聞いてきた中では秀逸な作品だと思います。龔琳娜の歌で聞いてきましたが、彼女の夫、ドイツ人音楽家のRobert Zollitsch(老鑼)の作曲によるものです。音取りと打ち込みにかなり時間を要しましたが、前作で変拍子を克服していたので、その点はスムーズに取り組めました。
 『静夜思』は現在使われているテキストが中国と日本では異なります。日本のテキストでは、「明月光」が「看月光」ですし、「望名月」が「望山月」です。オリジナルの古いテキストは日本に伝わったものだという話題が度々中国で報道されたりしています。

 画像は、四川省江油市の李白紀念館と山東省済寧市の李白紀念館から使わせていただきました。

 詞 :李白
 曲 :Robert Zollitsch
 Scat: Vocaloid洛天依
吟誦: 杉本紀幸

用中文吟诵和用日文训读说唱歌唱的《静夜思》

  试着稍微改变了标题的说法,系列第4部是日本初中课本中收录的李白的《静夜思》。

  旋律有很多,但这十几年来听过的,我觉得是一部优秀的作品。我听龚琳娜歌唱的,是她丈夫,德国音乐家Robert Zollitsch(老锣)作曲的。音取和打进花费了相当长的时间,不过,因为在前作中克服了复拍子,所以那一点很顺利地进行了搭配。

  《静夜思》现在使用的字句在中国和日本不一样。在日本,“明月光”是“看月光”,“望名月”是“望山月”。中国多次报道原创旧版是传到日本的话题。

  图片来自四川省江油市李白纪念馆和山东省济宁市李白纪念馆。

词 :李白
曲 :罗伯特·佐里奇
Scat:Vocalloid洛天依
吟诵:杉本纪幸

中国語吟誦と訓読ラップ(?)で歌う『汪倫に贈る』

 シリーズ3作目となりました。かなりの難題に挑みましたが、やりがいがあったし、なかなか歌っていても気持ちがよかったです。訓読も同じ流れの中に、はまってくれているので、このシリーズ、いくつ出来上がるか楽しみになってきました。

 旋律として、ネットでも聞くことができるのですが、華鋒という方が伝統吟誦の発表会みたいなところで東北吟誦調として披露しているのが気に入って、使わせていただきました。李白の発音も今では聞くことができませんが、40年以上前の大学時代に卞民岩先生にお習いした「LiBo」を使っていました。ただ難題としては、民謡などでも間の手を入れたりする関係でしょうが、変拍子を克服しなければなりませんでした。コンピューターミュージックで初めての挑戦となりました。
 変拍子の独特のリズムによって、李白を送る汪倫たちがステップ音をたてて踊り歌う感じが出てるかななんて思いました。

 画像は桃花潭文化発展有限会社のWeibo(微博)から利用させていただきました。

用中文吟诵和训读说唱的《赠汪伦》

 这是该系列的第三首。虽然挑战了相当大的难题,但是有做的价值,唱着歌心情舒畅。训读说唱也在同样的旋律中收录了。我很期待这个系列会继续几首。

  旋律是华锋先生在传统吟诵的发表会之类的地方作为东北吟诵调来表演的。李白的发音现在也听不到了,40多年前的大学时代,华锋先生用了我们向卞民岩老师学的“LiBo”。只是,作为难题,民歌等也有间歇性的关系,必须克服复拍子。这是我在电脑音乐上的第一次挑战。
根据复拍子的独特节奏,可以想象到送李白的汪伦他们跳着舞唱歌的样子。

  图片来源于桃花潭文化发展有限公司的微博。