時を紡いで夢を織る – おれたち福井人  

時を紡いで夢を織る

 国民文化祭・ふくい2005シンポジウム−人と繊維と文化−

各パネリストの話から

三屋裕子
同じ歳ながら選手時代をあまり知らなかったので、メダリストのすらっとしたスタイルにまずびっくり。紡績の街、勝山出身の福井人。至る所で郷土愛あふれる話をしていた。
女子バレーをひっばってきた会社の変遷(紡績>機械>流通)から見る経済。コーチングと社長業。

平野佳
ファッション界の担い手の変遷(紡績>アパレル>小売り)。
職業服のアメリカファッションとその服飾革命Tシャツとジーンズ。
海軍>インナーからアウターへ>反体制の象徴>ウッドストックでのメッセージボード。

田中康子
着物もインナーがアウターへ。(十二単から)
縞織物は島織物(インドから)だった。
江戸時代オランダ東インド会社による絹、木綿の輸入。

荒井由泰
羽二重

シンポジウムで
「そろい」と「きそい」
T型志向
「みんなが持っているもの」と「自分だけがもっているもの」
価格競争は企業として自分自身の首をしめる。
質で勝負。売り方。デザイン。
越後屋、パリではなくゾーリンゲンで。
「実は・・・福井」「ていねい・・・福井」

感想
山根一眞さんのジャージに対する抵抗感はわかるが、服飾革命的なものを求める方向とは逆向きのものになってしまって、流れをとめていたように感じた。
繊維をもとに、楽しい話を聞かせて頂いた。

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